さよちゃんのコーナー part①
さよちゃんは、助産師であり子どもへの暴力防止CAPスペシャリストです。「おとなが学ぶ「生」の学習会」を主催しています。(今はコロナにより休止中)わたし達のよき友人です。三角パンツブームの火付け役であります。さよちゃんの作品はCut paper Storeで販売してます。
今回は暇屋のために寄稿してくれることになりました。
さよちゃんのペースで連載していく予定デス。
○CAPとは…
お家で退屈にしている子どもたちやお家に居にくい人たちに向けて。
私は平和活動家と名乗りたい、東さよみといいます。普段は、子ども向けにもおとな向けにも性教育などの学習会を企画する助産婦です。
みなさんは性教育と聞くとどんなイメージを持ちますか?教材を手に、子どもたちのところに行くと、思春期以降なら嫌そうな顔で「またエロい話や〜」といったりします。それでも、教室の隅で耳を大きくして聞いているんですよね。幼児さんはとても素直で、「ハイ、からだの勉強しよ〜」というと興味しんしん、身を乗り出して聞いてくれます。おとなの方も、語らないけれど気になっているとか、こんなこと誰に相談すればいいんだろうと一人で悩んでいる方もいらっしゃいます。
さて、どうして性は語りにくいんでしょう?語りにくくしているのは、実は私たちおとなひとりひとりで、そのおとながこの窮屈な社会を作っているんですね。お気付きでした?その結果、子どももおとなも性被害や性犯罪がなかったことにされたり、予期せぬ妊娠や若年妊娠があったり、マイノリティーが生きづらかったり、差別や偏見がなくならないのです。
私は、平和も人権も、抑圧からの解放も性教育から始まるといっても過言ではないと思っています。なのに性教育が一向に進まない。まだまだ、「性を学ぶことで、子どもたちの性行動が早まる」というおとなたちが多いんですよね〜。ほんとは違うんですよ。WHO(世界保健機関)は、性の知識がしっかりある子は性被害に遭いにくいし、性行動が平均3年遅れるというデータを出しています。
何度もいいますが、性教育は平和も人権も守る!
動画観てね!
次回は子どもの権利条約について、子どもたちと考えましょう。
0コメント